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プラセンタの効能と避妊薬などとの併用の注意点について

プラセンタとは哺乳動物の胎盤を指します。人間以外の哺乳動物は出産後自分の胎盤を食べる習性があります。これは胎盤に優れた回復効果があると同時にホルモン分泌を促進させる成分が含まれていて母乳の出をよくするからだと考えられています。プラセンタを薬として使用してきた歴史は非常に古く、紀元前の古代エジプトの時代にすでに使用されていたほか、中国では不老長寿の漢方として活用されてきました。現代ではプラセンタの再生や代謝の促進作用に注目して研究開発が進められており、医薬品や健康食品のほか化粧品などにも活用されています。プラセンタの有効成分は10種類以上に及ぶアミノ酸やビタミン類、ミネラル、酵素などで非常に多岐にわたります。その効能も様々な種類が確認されており、再生や代謝促進作用のほかにも免疫の活性化や抗アレルギー作用、血行促進、疲労回復などがあげられます。特に美容に関する効果は注目されており、肌の傷を修復して美しく保ち、皮膚細胞の増殖を促進させて体を若々しく保つアンチエイジングにとても有効だということが報告されています。様々な効能を持ち、体本来の回復力を高めてくれると期待されているプラセンタですが、いくつかの医薬品との併用には注意が必要となります。避妊薬は人工的に女性ホルモンの働きを抑えて妊娠を阻害しますが、プラセンタは女性ホルモンを分泌する内分泌系に働きかける効果があるために、避妊薬と併用した場合には卵巣機能を活性化させてしまい、避妊薬の効果が打ち消されてしまうのではとの意見もあるため、避妊薬とプラセンタの併用は専門の医師と相談してから服用することが無難です。そのほか利尿剤や抗生剤で強塩基性のものは効果が半減してしまうため、やはり医師の指示に従って服用する必要があります。